『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
谷崎です。
ふふふ……。
この間、久しぶりに映画館へ行ってきました。
ジョニー・デップの『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』!
マニアックな映画*1ばかり観てるわけじゃないんです!
やっぱり、鼠帝国は違いますねえ。
お金のかけ方といい、CGのリアルさといい、ギャグのテンポといい、キャラの立て方といい、キング・オブ・エンターテイナーぶりを遺憾なく発揮していました。日本じゃあ作れない映画です。これは。
ディム・バートン版の奇天烈&切ない系デップも良いですが、鼠版のお馬鹿デップも良いですね。
3作目もこの調子で、馬鹿を加速させて欲しいです。
ただ、この映画。1作目を見てない人だと、ストーリーについていけないです。
1作目ラストの、直後から続いてる感じになってますので。
1作目↓
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1作目で、敵の親玉役をやっているジェフリー・ラッシュ。
あまりにも役柄が違うので、映画を観ている時は気付かなかったんですが、『シャイン』の主人公、デヴィッド・ヘルフゴット役の人なんですねえ。
クラーケン
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』では、怪物クラーケンが、悪役として大活躍します。
この映画を観た人なら必ず言及するほど、このクラーケンの描写が凄まじい。
たぶんCGなんでしょうが、海臭さが漂ってくるようなリアルさです。
普通「クラーケン」と言うと、イカの怪物を思い起こしますが、映画内ではタコとイカが合体したような……巨大な多足類の化け物として登場します。
Wikipediaによると、「クラーケン」は元々、北欧神話に出てくる怪物だったらしく、「クラーク」という言葉も、古代のノルウェー語でクラーク(北極)から来ているそうです。
ちなみに、中東から来日して5年になる友人は、
「納豆も生魚も大丈夫だけど、蛸だけは駄目。吸盤が気持ち悪い!」
って、言ってました。
海外では、本当に蛸は食べないようですねー。美味しいのに。
まあ、私は蛸より、タコ部屋労働の方が怖いですけども。
*1:谷崎さんは、ヴェルナー・ヘルツォークのファンです。